坂出市 つたに歯科クリニック

矯正歯科

矯正歯科治療も様々なテクニックがありますが、当院では、今アメリカ、ヨーロッパの矯正歯科界で普及をみせる「Tip-Edgeテクニック」を採用しています。

「Tip-Edgeテクニック」の特徴

「Tip-Edgeテクニック」はP.C.Kesling博士(U.S.A)が開発した治療法です。

歯に過大な負担がかからず、弱い力で歯を正しい位置に動かし、従来の矯正法と違い、大幅に治療期間も短縮されます(従来3年前後は必要であった治療期間を20ヶ月前後(18~22ヶ月)に大幅短縮)。

また2003年P.C.Kesling博士により新たな改良がなされ、よりスマート且つシンプルなテクニックになっています。

まとめますと

  1. 非常にシンプルなテクニックである
  2. 患者さんの不快感が極めて少ない
  3. 複雑なワイヤー屈曲がいらない
  4. 治療期間の短縮
  5. 来院の間隔が4~6週間に延長
  6. 固定源のロスが少ないため、非抜歯矯正にも有利

矯正歯科治療の流れ

矯正歯科治療を受ける前に一般的な矯正治療の流れを事前に知っておきましょう!

「歯並び相談」→「契約」→「矯正治療」→「保定・治療後の経過観察」というのが一般的な流れです。

STEP.1 歯並び相談

歯並び相談初診時の相談・カウンセリングでは矯正治療の必要性や適切な矯正治療の開始時期、予測される矯正装置・治療方法、治療期間及び費用の概略について説明を受けます。

未成年の方は、保護者の方とご来院ください。

時間の目安 30~60分程度


STEP.2 精密検査・調査

精密検査・調査診断に必要な歯の型を採取し、お顔やお口の中の写真、パノラマレントゲン写真、頭部X線規格写真などで、診断・治療計画をたてるために必要な検査を実施します。

時間の目安 60分程度


STEP.3 矯正治療の説明

矯正治療の説明歯の模型や検査結果をもとに、歯科医の診断後、あなたにあった矯正治療計画の詳細や治療費などについて、詳しい説明を受けます。

治療方法や装置のメリットやデメリット、治療期間や費用の違いなどについて、よくご自身で確認して、納得した治療方法を選択しましょう。

時間の目安 30分~60分程度

STEP.4 矯正治療開始 歯磨き指導・口腔内清掃

矯正治療内容に納得し、契約が終了したら、矯正治療の開始です。

矯正装置を装着したあとは、虫歯や歯周病を予防するため歯磨き指導や口腔内清掃が行われます。

時間の目安 装置を装着するタイミングなど、治療の進め方は症状や歯科医院によって若干異なります。

STEP.5 矯正装置装着~矯正開始(通院)

通常は4~6週間に1回のペ-スで通院が必要です。

治療の段階や方法によって、通院頻度は異なります。治療の進行が遅れないようにきちんとスケジュールを確認して通院しましょう。

通院頻度の目安 2~4週間に1回 だいたい月1回ペースですが、治療方法や段階により変わります。

STEP.6 保定装置装着・治療後経過観察

矯正装置が取れた後の歯は、何もしないと少しずつ動いてしまいます。

動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまでは、保定装置(リテーナー)を装着します。

治療後は通院期間の間隔をあけ経過観察します。

通院頻度の目安 2~6ヶ月に1回程度。徐々に間隔をあけます。

Tip-Edge techniqueの治療手順

Stage Ⅰ(叢生捻転の除去Step1 犬歯1級の関係Step2)

  1. プレステージⅠで使用した.14“NiTiワイヤーを口腔内の犬歯遠心でカットする(co-ax wire使用)
  2. .016ティップエッジワイヤーを装着
  3. 第1大臼歯チューブの近心2mmでアンカーベンド(バイトオープニングベント)を屈曲
  4. 口腔内へ.14“NiTiワイヤーの上に.016”ワイヤーを重ねて装着。ただし、.14“NiTiワイヤーは前歯の全ての歯に結紮し、.016”ワイヤーは、無理なく結紮できる歯だけに結紮する。
  5. 顎間ゴムの装着を開始する。

Stage Ⅱ(空隙の閉鎖)

  1. 022“(ステン)ティップエッジワイヤーを装着
  2. 犬歯サークルから後ろのワイヤー部分にカーブを屈曲
  3. 水平ゴム、顎間ゴムの装着

Stage Ⅲ(トルキングとアップライト)

  1. 0215x028 フルサイズ角ワイヤーを装着
  2. 犬歯フック装着
  3. カットしたワイヤー遠心部分の熱処理
  4. 口腔内へ装着し、大臼歯の遠心へ突出したワイヤーを屈曲
  5. 水平ゴム、顎間ゴムの装着

矯正治療


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